人生アーカイブ

日々のできごとを覚えていられない人間のブログ

すきにやる

私はリトルトゥースでもないし、星野源ANNも数回しか聞いたことがないので今回の星野源×若林正恭も正直聞く気はなかったんですけど、佐久間さんがラジオ史に残るとまで仰っていたので、これは聞いてみようと。結果、絶対に聞いてよかったです。やっぱりラジオっていいな~と漠然とですが思いました。

 

 

ーーー好きな人、嫌いな人の話

若い時は、趣味や好きな音楽が同じであることが嬉しいけど、歳を重ねるとそもそも人間はひとりひとりが違くてその違いを知ることが楽しくなってくる。「似た者同士だけど、そこは違うんだ」って思うのが楽しい、と。

私はまだ前者で趣味が合う人こそが一番話していて楽しい相手なので、(しかもかなり偏っている)早くその域に行きてえですね。

 

星野源も嫌いな人はめちゃめちゃいる。むしろ嫌いな人ばかり過ぎて、だからこそたまにいる好きな人を大事にしたいと。星野源は人のポジの部分を引き出すのが上手いと思っていた若林さんに対して、嫌い(ネガ)な部分が多い人は、ポジの部分を引き出そうと思わないと言い切る星野源w そのまま評判悪くして遠くに行ってくれと思う、もしくは自分から遠くに行くw

これめちゃくちゃわかる。極力関わりたくないよな、嫌いな人とは…。

 

 

ーーー「普通」の話

夜中にスリーポイントシュートを打つ練習をしている若林さん。その行動に対して「変」「普通じゃない」と言われるけどその意味が分からなくてどう受け身を取ったらいいかわからないと。そしてその話がめちゃくちゃ好きな源さんも、物心ついた頃から自分がまっすぐ起こした行動に対して「それ間違ってるよ」「普通じゃないから辞めた方がいいよ」と言われてきた。

(人を傷つける行為などは除いて)「みんなやってないからやめた方がいい」「普通はそうじゃない」と周りから言われてバカにされてきた人生だったと。

(源)人が人に対してひねくれてるとか言うのっておかしくね?て思ってて。自分はまっすぐ「普通なこと」をやっているだけで、あなたは”自分の普通”を”社会の普通”に捻じれさせてそれを適用させてるんだからあなたが普通じゃないんだよと言いたい。

 

若林さんも結婚した時、結婚しただけでファンの人から「なんだ普通の人だったんだ」と言われた。俺はずっと普通だったし、何普通じゃないと思ってんだよ。と思っていたと。

源さんの結婚する=普通と思ってるのがやばい。それを面白ツッコミと思ってることもやばい。という言葉が、結婚願望ゼロの私にはとてもうれしかったというか、なんだか安心しました。。願望ゼロと言いつつ、気付けば割といい歳になって周りがどんどん結婚していって子供もできて、そんな様子を見たくもないインスタで勝手にチェックしてなんとなく不安になったり寂しくなったり、無駄な時間を過ごし…。この言葉でまだ結婚したくないという自分の気持ちに自信を持つことができたというか。友達が全員結婚しようが関係ねぇですね。

 

 

(若林)結婚しただけで「なんだ普通だったんだ」って、今まで異常だと思ってんじゃねえよ。スリーポイントシュートも、「何のために?」と聞かれることが多いけど、何のためも何も、シュートした時のシャポって言う感覚が気持ちいいというだけ。

自分の行動の理由なんて、それだけでいいんだよな~。

 

色んな人がいて当たり前だからそんなにツッコむ気にならないし実はツッコミ気質ではない。人の言動に対しての「それ異常だよ」というツッコミはあまり好きじゃないという若林さん。しくじり先生にしろ、激レアさんにしろ、あちこちオードリーにしろ、いわゆる「変わってる」と言われる人たちも面白がるところは面白がって、でも根本の部分は何も解決せずに帰ってもらえるのが目標、と。これには源さんも「素晴らしい」と拍手笑いw

そんな目線で若林さんのMCを見たことがなかったので、これはなるほど…となった。

2人が佐久間さんの人間力を語り出すところもよかったなぁ。

 

で、若林さんのラップスキルまじでなんなんだ…想像していたよりエグかったです。聞いていて気持ち良すぎた。同じ周波数のムジナ……

あと関係ないけどフレンドシップは何回聞いても未だに新鮮にエモみを感じてしまうんだけど、こういう素敵な回のエンディングとして聞くとなんかもう涙が出そうになってしまうくらいいい曲ですよね。。。

Friend Ship

Friend Ship

 

2人の深い話の終盤で流れてくるコラボレートニッポンでアホ嶋佐が薄っぺらトークしてて笑っちゃった。緊張と緩和(?)。嶋佐は世界を平和にする。